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「エペの時代です」フェンシング悲願の金

2021年7月31日 5:36

◇30日、東京五輪・大会8日目、フェンシング男子エペ団体・決勝、千葉・幕張メッセBホール

男子エペ団体の日本代表(山田優選手、宇山賢選手、加納虹輝選手、見延和靖選手)が快進撃を見せました。日本は強豪を次々と破り、決勝へと進出。ROC(ロシアオリンピック委員会のチーム)と対戦した決勝には、山田選手・宇山選手・加納選手の3人が出場しました。

第1試合に出場した山田選手が5-4でリードすると、第2試合以降も日本は優勢に試合を進めました。そしてリードを保ったまま迎えた最終第9試合でも加納選手が突き放し、最終スコア45-36でROCに勝利。悲願の金メダルを獲得しました。

以下、試合後の選手たちのコメント。

◆見延和靖選手

――キャプテンとしていかがですか

「安心して見られるくらい、全員が調子良く、強い日本を示してくれた」

◆宇山賢選手

――団体戦で(出場の)チャンスが来て、決勝でもリードを広げた

「決勝は何も考えずに自分の今までのフェンシングを全てぶつけようと挑んだ試合。今振り返っても悔いはない。気持ち良かった」

◆加納虹輝選手

――決勝ではリードした場面で回ってきた。どんな気持ちで試合に入った

「先輩たちがつないでくれたリードだったので必ず守り切って金メダルを取るという強い気持ちをもって戦いました」

◆山田優選手

――大会前には「エペの時代が来る」と話していた。来ましたね

「来ました。ついに来ました。もう日本のフェンシングはエペの時代です」

――この大会どんな気持ちで臨みましたか

「個人戦で悔しい思いをした分、団体戦では、頑張れば絶対結果はついてくると信じていた。めっちゃくちゃうれしいです」

写真:AFP/アフロ