日本の新型コロナウイルスの新規感染者が１万人に迫り、過去最多を更新したことについて、韓国メディアは「薄氷を踏むオリンピック」などとオリンピックへの懸念を伝えています。

韓国の聯合ニュースは２８日夜、「オリンピック開催中の日本で新規感染者が過去最多を更新した」と速報で伝えました。感染拡大が「爆増傾向」だとして、「東京オリンピックを途中で中止するよう求める声が高まる可能性がある」と指摘。緊急事態宣言についても「繰り返されて疲労感がたまり政府の対策は“死文化”していて、ワクチン接種の拡大しか対策がない」と報じています。

また、２９日、ＫＢＳテレビは「東京の周辺でさえ緊急事態宣言が発出される可能性が高まり、薄氷を踏むオリンピックだ」と報道。ＳＢＳテレビも「オリンピックの雰囲気の中、感染拡大に対する警戒心が薄れ、日本は対応に苦慮している」などと伝えています。