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池江「さらに強化を」競泳混合予選敗退

2021年7月29日 23:29

◇東京五輪・大会7日目 競泳混合400mメドレーリレー予選、東京アクアティクスセンター

東京五輪競泳新種目の混合400mメドレーリレー予選が行われました。男女の起用順序は自由で最後まで順位が定まらないこの種目。日本からは背泳ぎで小西杏奈選手、平泳ぎで佐藤翔馬選手、バタフライで松元克央選手、自由形で池江璃花子選手が出場しました。

日本は予選2組に登場し、第1泳者の小西選手が自己ベストを出すなど健闘、さらにアンカーの池江選手も力強い泳ぎを見せますがこの組で6着でフィニッシュ。記録は3分44秒15で全体9位。予選通過を決めた8位のイスラエルにわずか0秒21及ばず、予選敗退となりました。

以下、試合後の4選手のコメント。

◆小西杏奈選手

――自己ベストでつなぎました

「私が自己ベストで帰ってきたら絶対後ろがつなげてくれると思っていたので、頑張って泳ぎました」

◆佐藤翔馬選手

――個人種目では悔しさがあったと思うが、この種目後には笑顔

「個人で結果が振るわなかったので、リレーではいい結果を残そうと思っていた。最後は自分らしい泳ぎができたのではないかと思う。このチームでレースができて楽しかった」

◆松元克央選手

――追い上げを託されていた

「こんなに追い上げる経験なんてなかなかないが、みんなが言う通り楽しめたので良かった」

◆池江璃花子選手

――わずか及ばずでした

「前半は気持ちよく速く泳ぐことができて、隣に追いつけたかなと思ったが、後半バテてしまいました。でも最後にしっかり食らいつけたのは良かった」

――五輪では新種目だった

「みんなの調子を合わせたら世界的にはいい位置にいくと思う。今後はリレーでしっかりメダルを取ることも視野に入れながら、さらに強化してリレーの楽しさを感じながら頑張っていきたい」

■写真:アフロ