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柚希礼音、宝塚でダンスの考え方に変化

2021年7月29日 19:55
柚希礼音、宝塚でダンスの考え方に変化

9月11日よりソロコンサート『REON JACK 4』を開催する俳優で歌手の柚希礼音さんが、このほど日本テレビのインタビューに応じました。

2016年より過去3回にわたり開催されてきた元宝塚トップスターの柚希礼音さんのソロコンサート。今回で4度目の開催で、東京、北九州、大阪で公演が行われます。柚希さんは「お客様となかなかコロナで直接お会いすることが減ってしまっているので、何よりも、見てくださった方の心があたたかくなるような、(観客は)声は出せないけど、何かキャッチボールが出来たと感じるような、あたたかいコンサートになれば」と意気込みを語りました。

コンサートではバレエ界から上野水香さん、アルゼンチンタンゴの名手・クリスティアン・ロペスさんなど、様々なジャンルからモンスター級のダンサーが集結します。「(前回の)『REON JACK 3』でも、かなりすごい、その道のプロの皆様と色々なダンスをコラボさせていただきまして、(今回も)さらにいいものができたら」と柚希さん。「ここ最近はミュージカルに出ていましたので、バシバシ踊るということをしていなかったので、ものすごく踊る柚希礼音というのも楽しみにしていただければ」と呼びかけました。

柚希さんのダンス歴は9歳でクラシックバレエを習ったことからスタートしたそうです。「それまでは少林寺拳法とかをしていたんですけど、こう見えて引っ込み思案だったもので、声を出さずに自分を表現することがすごく好きで。“バレエ向いてるね”とか言われたら、すごくうれしくなって張り切ってやった」と振り返りました。

ダンスへの考え方は、宝塚歌劇団に入団したことで変化があったそうです。柚希さんは「ダンスはテクニックだと思っていたんですけど、宝塚でお芝居を学んでからは、“ダンスは心の表現なんだ”ということに変わっていった。今も色々な技術、テクニックは学びながらも、“今、何をもって踊っているのか、その心をお届けする”ことを大切に踊りたい」と話しました。