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来日の大会関係者2人が入院中 組織委発表

2021年7月29日 14:04

東京オリンピックパラリンピック組織委員会は海外から来日した大会関係者のうち、2人が新型コロナウイルスに感染し入院中であることを明らかにしました。

組織委広報担当者「海外から来日している関係者の中で現在入院されている方が2人。重症者はいらっしゃいません」

今月1日以降、海外からおよそ4万人の大会関係者が来日し、そのうち89人が新型コロナの検査で陽性となっています。

組織委員会は、これまでに来日した関係者3人が入院し、1人は退院したものの、2人が現在、入院中だと明らかにしました。

ただ、重症ではなく、これまでの診療の記録や年齢などをもとに医師の判断で入院したと説明しています。

また、会見では、開会式に出演予定だった俳優の竹中直人さんが過去に出演した作品が、障害者を揶揄(やゆ)すると批判され謝罪したことがあり、直前に辞退したと明らかにしました。

組織委員会は、「今の状況の中で避けられない判断だったと考えている」としています。