新型コロナウイルスの感染拡大が続く東京都内で２６日、新たに１４２９人の感染が確認されました。第１波以降、月曜日としては過去最多となったほか、都内の感染者は、７日連続で１０００人を超えています。

東京都内の新たな感染者は、１０歳未満から９０代までの１４２９人で、先週月曜日（１９日）からほぼ倍増し、第１波以降、月曜日としては最多となりました。今月２０日（火）、２１日（水）、２５日（日）に続き、曜日別の過去最多を更新し、感染の急拡大が続いています。

年代別では、３０代以下の若い人がおよそ７割を占めています。

都内にある大学の運動部の寮では、学生ら２９人が感染したほか、日本大学テニス部の寮でも、学生７人が感染するクラスターが発生しました。

陽性率も１４．５％に上がり、第３波のピークだった１月７日以来の高い値となりました。

都の担当者は、「４連休が終わり、明日以降、さらに感染者の増加が予想される。デルタ株への置き換わりと、過去の宣言時ほど人出が減っていないことが原因とみられる」と説明しています。

都内の感染者の累計は２０万人を超え、２０万７２０人となりました。

一方、都内で過去最多となる９４０人が、感染力の強いデルタ株に感染していました。４連休で報告がまとまって届いたことが原因だとしています。