×

大逆転勝利 水谷・伊藤ペア準決勝へ

2021年7月25日 14:11

◇東京五輪・大会3日目 7月25日 卓球混合ダブルス 準々決勝 東京体育館

今大会から採用された混合ダブルスの準々決勝に臨んだ水谷隼選手と伊藤美誠選手のペアは、ドイツのP・フランツィスカ選手とP・ソルヤ選手のペアと対戦しました。

水谷・伊藤ペアは、第1ゲームを11対8で先取しますが、第2・3ゲームを奪われるなど、接戦となった試合はゲームカウント3対3で最終ゲームにもつれ込みます。

そして最終ゲームでは、10対6とドイツにマッチポイントを握られ、後がなくなりますが、水谷選手の強打などで4連続ポイントを奪い、驚異の追い上げで10対10の同点に。

ドイツがリードし日本が追いつく展開の、白熱の展開が続きますが、ドイツの選手のショットがアウトとなり15対14と日本がマッチポイントを握ります。

そして最後は、伊藤選手がサーブで相手のミスを誘い16対14で勝利。ゲームカウント4対3で水谷・伊藤ペアが大逆転勝利をおさめ、メダルがかかる準決勝へ駒を進めました。

■水谷選手コメント

ここまで追い詰められるというか、本当に土俵際にたたされて、最後まであきらめない気持ちが勝利につながった。金メダルを目指して一生懸命やってきたので、次も絶対に勝ちたいです。

■伊藤選手コメント

水谷選手とだから勝てた、一緒に組めたから勝てたと思った。まずは、試合に勝つ。勝ったらメダルがついてくるという気持ちで、楽しみながら勝ちたいです。

写真:AFP/アフロ