◇東京五輪　７月２３日、アーチェリー男子個人ランキングラウンド、東京・夢の島公園アーチェリー場

アーチェリー男子の予選として行われた個人ランキングラウンド。男子団体メンバーは、ロンドン五輪で銀メダルを獲得した３６歳の古川高晴選手、ともに２４歳で五輪初出場となる武藤弘樹選手（２４）と河田悠希選手（２４）です。

個人では武藤選手が自己ベストの６７８点を出し、日本勢のトップである全体５位。河田選手が２２位、古川選手４６位でしたが、団体では１位・韓国、２位・オランダ、３位・中国に次いで１２チーム中４位の好位置につけました。そして、日本男子は１回戦のシード権を獲得し、準々決勝から戦うことになります。

そして、男女の個人ランキングラウンドが終わり、男子は武藤選手が５位、女子は山内梓選手が７位。ともに初五輪出場の武藤・山内ペアが新種目・男女混合団体の予選を突破しています。

試合後、日本勢トップの成績を記録した武藤選手は今日の出来について、「１０満点中、９点ぐらいはあるのではないか」と語り、さらに、「今まで出場した数多くの国際大会の中で、予選だけで見たら今回が一番良くできたかな」と手応えをのぞかせました。

また、好調の要因について「大きな舞台だからこうしてやろうという風に思わなかったのが良かった」とコメント。

武藤選手は明日２４日に行われるアーチェリー団体混合決勝トーナメントに出場することについて問われると、「自分を信じるだったり、チームメイトを信じるということが一番大事」とメダル獲得への意気込みを語りました。

◆今後のアーチェリー日程
７月２４日　混合団体１回戦
　　２５日　女子団体準々決勝
　　２６日　男子団体準々決勝
　　２７日　男女個人１・２回戦

写真：アフロスポーツ／ＪＯＣ
※左が武藤弘樹選手　右が古川高晴選手