土石流が発生した静岡県熱海市の災害現場では、２０日も懸命な捜索活動が行われています。また、これまでホテルに滞在していた避難者の一部は２０日、市内のホテル２か所に移動しました。

熱海市伊豆山では２０日も午前６時から約１０００人態勢で重機や手作業による捜索活動が行われています。熱海市によりますと、これまでに死者は１８人、行方不明者は１０人となっています。県警によりますと、２０日朝の捜索で、１人が現場で救出されたということです。

一方、被災者はこれまで市内の熱海ニューフジヤホテルに滞在していましたが、滞在期限を迎えた２０日、希望する避難者は市内の別の系列ホテル２か所に移動しました。熱海市によりますと、ホテルに移動したのはそれぞれ１８０人で、帰宅した人が約６０人いるということです。