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東京で「デルタ株」急増…最多の300人超

2021年7月17日 13:59
東京で「デルタ株」急増…最多の300人超

新型コロナウイルスのデルタ株(インド型)が東京で猛威を振るっています。16日のデルタ株感染者は303人で、過去最多を大きく更新。都内のクリニックでは、7月下旬にデルタ株の割合が8割を超す勢いですが、ワクチンの供給中止に見舞われています。

■東京のデルタ株「最多」300人超

感染力の強い、新型コロナウイルスのデルタ株(インド型)の都内の感染者は16日、これまでの最多を大幅に上回る303人となりました。12日は87人、13日はこれまで最多だった178人、14日は138人、15日はこれまで2番目に多かった177人でした。

■クリニックで「デルタ株」急増

新宿区の「新宿ホームクリニック」では今週に入り、発熱外来の受診者が増加しています。

16日夜に訪れた男性患者(26)の体温は40度で、名倉義人院長は「高いですね。コロナの検査やっておきましょう」と、感染の有無を調べました。この男性は陰性でしたが、クリニックで確認される陽性者やデルタ株は、多くなっています。

名倉院長
「第5波が来るだろうことは予期していたんですが、予想以上に感染者数の増加の度合が著しい。デルタ株の割合の増加が著しい」

6月に2割ほどだったデルタ株の割合は、7月に入り5割を超え、このままいくと7月末には8割以上になるペースといいます。

■供給ゼロで1000人超キャンセル

一方で、収束のカギを握るとされるワクチンをめぐっては、思わぬ事態に陥っていました。

16日夜9時半ごろ、名倉院長はワクチン接種予約者に電話をかけました。

「夜分遅くにすみません。実は8月第3週までもうずっと、ワクチンの供給がゼロっていう風に(新宿区から)連絡が来てしまってですね」

区からの提供がストップし、1回目の接種の予約をしている人へのキャンセルは1000人を超えるといいます。

名倉院長
「(ワクチンの)供給がないという前提を考えると、原点に立ち返って、最低限の感染対策を本当に徹底していただきたいと(思います)」

(7月16日『news zero』より)