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各地“ゲリラ豪雨”寒気の影響で大気不安定

2021年7月15日 20:12
各地“ゲリラ豪雨”寒気の影響で大気不安定

上空の寒気の影響で、15日も東日本や西日本を中心に、大雨となっています。突然、地面にたたきつけるような激しい雨が降り、また道路が冠水して川のようになりました。

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まるで川のようになった道路。車が通るたびに水しぶきをあげています。

突然、地面にたたきつけるような非常に激しい雨に襲われたのは、埼玉県の川口市。埼玉県では所沢で1時間に、48.5ミリの激しい雨を観測しました。

大気が非常に不安定な1日となった15日。関東の各地では、あちらこちらで道路があっという間に冠水する事態に。

撮影者「(前に停車してた)軽自動車のタイヤが(水で)半分くらい埋まっちゃう感じで、立ち往生して走れなかったんじゃないかなと」

運転中の大雨に「身の危険を感じた」と話す女性も。

撮影者「かなり勢いよく降っていて、小型車の私の車は危険なので一時停止して」

そして、長野県では大雨で街が白くかすんでいます。数分前まで青空でしたが、天候は一転。バケツをひっくり返したような大雨に襲われたといいます。

足首まで水に浸かった男性。店が浸水しないよう土嚢(どのう)を積む住民の姿も。

「ゲリラ的な雨こられると、いつどうなるかわからないんでね」

非常に不安定な天気となったのは東日本だけでなく、西日本でも。福岡県の住宅街に響く雷鳴。ベランダには「ひょう」のような氷の塊が飛んできていました。

大阪では。青空が見えているにもかかわらず、一部分にだけ山の稜線(りょうせん)が見えなくなるほどの局地的な雨が。

東日本や西日本では、16日にかけて非常に不安定な状態が続く見込みで、落雷や竜巻などに十分な注意が必要です。