×

熱海土石流“住宅相談”設置も…16人不明

2021年7月15日 11:46
熱海土石流“住宅相談”設置も…16人不明

静岡県熱海市で発生した大規模な土石流では今も16人の行方が分かっておらず、15日も捜索が続いています。一方、避難生活を続ける被災者のための「住宅相談窓口」が設置されました。

今月3日に熱海市を襲った土石流の現場では、15日朝から1500人態勢で捜索が行われています。現在、死者は11人、行方不明者は16人となっています。

一方、熱海市役所では15日から「住宅相談窓口」が設置されました。今も520人余りがホテルでの避難生活を続けていて、県は被災者が元の生活に戻るまで住む住宅を120戸確保しています。窓口では、県や熱海市がこうした住宅の情報を提供したり住まいについての相談を広く受け付けています。

また、県は今回の土石流は盛り土の崩落が被害拡大につながったとして、15日から今月30日にかけて県内の盛り土の緊急点検を実施するということです。