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ゴミなくす取り組み スーパーの“新常識”

2021年7月9日 22:14
ゴミなくす取り組み スーパーの“新常識”

食品など、買い物をするとどうしても出てしまうゴミ。スーパーなどでは“常識”が変わる取り組みが広がっています。

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切っては、盛って、切っては、盛って。都内のスーパーで作られていたのは、夕食のあと1品に欲しくなる刺し身の盛り合わせ。

しかし、定番の“引き立て役”、真っ白でしゃきっとした大根の“つま”が見当たりません。

クイーンズ伊勢丹・石神井公園店 呉屋圭介店次長
「『大根の“つま”はいらない』という声が多かったから、つまをなくしたバージョンを販売しています」

“つま”なしの刺し身を今年5月から販売。“つま”について客に聞いてみると…

“つま”あり派
「箸休めで食べたくなる。大根も食べたいので」

“つま”なし派
「わざわざ食べようと思わない。残しちゃう」

“つまなし”刺し身の背景には、コロナの影響もあるといいます。

クイーンズ伊勢丹・石神井公園店 呉屋圭介店次長
「コロナ禍ということで、ご自宅でお食事をする機会が増えていて、ゴミを減らしたいという声もすごく多い」

もちろん、このスーパーでは、“つま”ありや、別売りの“つま”も用意。“つま”を使わなくても刺し身の見栄えをよくするため、容器の形を工夫したということです。

さらに肉の販売でも“常識”をくつがえす方法が…

販売する会社を訪ね、見せてもらったのは…

ウェルファムフーズ・事業推進部 長谷川晴加さん
「真空包装されている商品になります」

肉のパックからトレーをなくした商品です。破れにくいパッケージで、そのまま冷凍保存できるといいます。

真空パックにすることで多くのメリットも…

ウェルファムフーズ・事業推進部 長谷川晴加さん
「産地でそのまま(真空)パックしているため、流通過程で空気や人の手に触れないので、衛生的で鮮度の保たれた商品」

消費期限が2日ほど伸び、食品ロスの削減に。トレーを使用しない分、ゴミの量が減り、環境への負担も軽減できるといいます。

環境に配慮した取り組みはコンビニでも…

記者
「こちらの店舗では、ナッツなどの食品を欲しい分だけ買える量り売りを始めました」

これまで、洗剤やシャンプーなどの量り売りを行っていましたが、ナッツなどの食品でも8日から始めました。

ナチュラルローソン・商品本部 鷲頭裕子部長
「多くのコンビニで扱う洗剤や化粧品類、食品は、どうしても容器やプラスチックに包まれて提供している」

今後、量り売りの取扱店舗や商品を拡大する予定だということです。