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専門家危機感「急激な感染拡大の危険高い」

2021年7月8日 15:04
専門家危機感「急激な感染拡大の危険高い」

東京都は、新型コロナの感染状況を分析する会議を開き、専門家は「第3波をこえる急激な感染拡大の危険が高い」と、強い危機感を示しました。

国立国際医療研究センター・大曲貴夫医師「感染が再拡大しています。人流の増加や感染性が高い変異株の影響により、増加比がさらに上昇しますと、第3波をこえる急激な感染拡大の危険性が高くなる」

東京都医学総合研究所・西田淳志センター長「ハイリスクな22時から24時の深夜帯の滞留人口は、先週に引き続きかなり高い水準で推移しており、実効再生産数もすでに1.1に到達している。一刻も早く人流を抑制していく局面にある」

都内の感染者数の1週間平均は、前回のおよそ503人からおよそ625人に増え、増加比もおよそ124%と高い値で推移しています。

専門家は、この増加比が続くと、東京オリンピック直前の今月21日には、感染者が1日当たりおよそ961人に、来月4日にはおよそ1478人と予測され、感染爆発に至った年始と同じレベルになると指摘しました。

一方、インドで確認された感染力の高いデルタ株の陽性率も、6月14日の週の8.4%から、21日の週では14.7%に増加し、専門家は、デルタ株への急速な置き換わりに危機感を示しました。

また、繁華街の人出も、ハイリスクな深夜帯で高い水準で推移しているため、専門家は「一刻も早く人流を抑制していく局面にある」と強く訴えました。