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五輪まで15日 IOCのバッハ会長が来日

2021年7月8日 13:58

東京オリンピックまであと15日。IOC(=国際オリンピック委員会)のバッハ会長が来日しました。去年11月以来、8か月ぶりの来日です。

正午すぎに羽田空港に到着した、IOCのバッハ会長は現在、検疫で、新型コロナウイルスの検査結果を待っているものとみられます。

陰性が確認されれば、都内のホテルに移動して、11日までは隔離生活、その後は、菅総理大臣との面会や、16日には、被爆地の広島訪問などが予定されています。

観客の取り扱いについて決める5者協議が、8日夜行われますが、バッハ会長は、リモートで参加する予定です。

緊急事態宣言が出されると、イベントの観客数は収容人数の50%以下、かつ上限5000人となるほか、午後9時までに制限されます。これを受け、開閉会式や午後9時以降の競技は、無観客となる見通しです。

組織委員会は、大規模会場でも、日中の競技は5000人を上限に入場させたい考えで、東京都と調整が続いています。また、東京都以外の会場についても、午後から各自治体との詰めの協議が行われています。