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7月7日は「ゆかたの日」コロナ禍でも…

2021年7月7日 21:00
7月7日は「ゆかたの日」コロナ禍でも…

7月7日はゆかたの日。いつもとは違うゆかたの楽しみ方が提案されています。

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トラ柄のゆかたに、レースがついたゆかた。やきそばの屋台が描かれた帯や星柄の足袋も。

東京・原宿のファッションビルで展開されていたのは、ゆかたの期間限定ショップです。今年は派手な浴衣がトレンドだといいます。

七夕の7月7日は「ゆかたの日」。(日本ゆかた文化協会)織り姫とひこ星が出会うロマンチックな日ということなどから制定されました。これからが夏本番ですが、今年は…


「(ゆかたを)着る機会なくなってしまって悲しいなというのはある」

去年に引き続き、新型コロナウイルスの影響で夏祭りなどのイベントが中止に。ゆかた業界は苦境が続いています。

ラフォーレ原宿 広報・PR担当 野口瑞貴さん
「イベントやお祭りが減っていることは事実だと思うんですけれども、だからこそ、普段のコーディネートの中で(ゆかたを)取り入れていただきたい」

イベント自粛で着る機会が減る中、密を避けて、ゆかたを楽しめる場所も…

着付け担当者
「こちらなどはお客さまのイメージに大変合ってるかなと」

東京・目黒区のホテル雅叙園東京。20種類以上のゆかたから自分で選んだ柄を着付けしてもらい、滝や飛び石のある日本庭園を散策することができます。

夏の風情を全身で感じたあとは、ホテル内の好きなレストランで食事を堪能できる日帰りの「浴衣プラン」です。

祭りや花火大会などでゆかたを着るのが難しいこの夏、少しでも日本の夏を感じようと、利用する人が多いといいます。

RISTORANTE“CANOVIANO”ソムリエ
「浴衣はお持ち帰りいただけますので、特別な1日をお過ごしいただければ」

ショッピングセンターでは、新たなシーンでゆかたを着ることを 提案しています。

イオンリテール・雑貨商品部 乱場史歌さん
「行動様式が変わっているので、新しい提案として、今年はイエナカゆかた」

おうち時間をゆかたで過ごす「イエナカゆかた」をPR。例として、姉妹が家の中で浴衣を着てパーティーをする動画も公開しました。

日常の中でゆかたを着ることで、気分をあげてほしいとしています。