×

2000試合目の巨人対中日は中日に軍配

2021年7月6日 23:37
2000試合目の巨人対中日は中日に軍配

6日、通算“2000試合目”となる巨人対中日戦が群馬県立敷島公園野球場(前橋市)で行われ、中日が3-2で勝利しました。

中日は初回、2アウトから中日の3番・大島洋平選手がライトへのスリーベースヒットを放つと、続く4番・ビシエド選手の内野安打で1点を先制します。

投げては先発の侍ジャパン・大野雄大選手が4回まで巨人打線を無失点に抑えますが、1点リードで迎えた5回裏、巨人の5番・坂本勇人選手と6番・梶谷隆幸に連打されノーアウト1・3塁のピンチを迎えます。

続く7番・北村拓己選手の打球を中日のセカンド・溝脇隼人選手がタイムリーエラー。1点を返されると、続く8番・小林誠司選手のショートゴロの間に梶谷選手が生還し、1-2と逆転を許しました。

それでも8回、中日はフォアボールとヒットでノーアウト1・3塁のチャンスを作り、大島選手がライトへのタイムリーヒットで同点とすると、初回に先制タイムリーを放ったビシエド選手が勝ち越しの決勝タイムリーヒット。この回逆転に成功し、3-2で中日が通算“2000試合目”のメモリアルゲームを制しました。

試合後、ビシエド選手は、「とにかく集中していました。いいところでいいバッティングができてとてもいい日になりました」と笑顔を見せました。

2000試合を終えた両チームの通算成績は、巨人が1074勝、中日が865勝、引き分けが61試合となっています。