×

国家安全保障局長 秋葉剛男氏を起用へ

2021年7月6日 14:44

政府は6日の閣議で、北村滋国家安全保障局長を7日付で退任させ、後任に外務省の事務次官を務めた秋葉剛男氏を起用する人事を決めました。

退任する北村氏は警察庁出身で、第一次安倍政権で総理秘書官、また2011年から内閣情報官を歴任したのち、2019年9月から国家安全保障局長を務めました。退任の理由については「変形性股関節症」の治療で手術・療養が必要なためと説明しています。

在任中は、日米同盟の強化などに尽力したほか、去年4月には国家安全保障局に「経済班」を新たに立ち上げるなど、経済安全保障政策の推進に注力しました。

後任となる秋葉氏は外務省の事務方トップである事務次官を戦後最長となるおよそ3年半にわたり務めました。

加藤官房長官は、秋葉氏について「外務省で幅広い業務経験があり、適材適所の観点から起用した」と説明しています。