東京都内で新たに３４２人の新型コロナウィルスへの感染が確認されました。都内の感染者は、１６日連続で前の週の同じ曜日の人数を上回り、リバウンド傾向に歯止めがかかりません。

都内の新たな感染者は１０歳未満から９０代までの３４２人で、先月２８日と比べ２５人増加し、１６日連続で前の週の同じ曜日の人数を上回り、１．２倍程度で増える傾向が続いています。

年代別では２０代が１０１人で全体のおよそ３割です。都の担当者は、「２０代が突出して多い。若い人たちは行動力があり、中高齢の人に接して感染を広め、重症化させる可能性がある」と注意を呼びかけました。

一方、都内で３８人が、インドで確認された感染力の強いデルタ株に感染していました。

デルタ株のクラスターが発生した都内の中学校では、新たに生徒の父母２人の感染が判明しました。この中学校の生徒や教員、家族などの感染者は３４人にのぼっています。都内のデルタ株の感染者は４９７人となりました。