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水谷・美誠組 男子ペアに敗戦も課題発見

2021年7月3日 1:16
水谷・美誠組 男子ペアに敗戦も課題発見

2日、東京五輪前最後となる実戦「2021卓球NIPPONドリームマッチ」が行われ、東京五輪混合ダブルス代表の水谷隼選手、伊藤美誠選手のペアが吉村真晴選手と有延大夢選手の男子ペアと対戦。ゲームカウント0対4で敗れました。

東京五輪から新種目として採用される混合ダブルス。ともに静岡県磐田市の出身で、気心の知れた水谷隼・伊藤美誠ペアは、伊藤選手の台ぎりぎりを突くフォアハンドや水谷選手の強烈なフォアで得点。序盤から息の合ったプレーを見せます。しかし第1ゲームを9対11の接戦で落とすと、その後も男子ペアのパワーあふれるショットに苦戦。ゲームカウント0対4のストレートで敗れました。

それでも試合後、水谷選手は「男子選手の中でも特にパワーのある二人だった。レシーブが全体を通して消極的だった。勝負どころで一番良いレシーブができるように心掛けていく」と残り3週間での課題を発見。

一方、伊藤選手は「私たちはパワーのある選手に負けやすいと話していたので、そういう選手と試合ができてすごくうれしい。(パワーのある)選手にもっと勝っていかないといけないので練習していく。シングルスの方がもっと思い切りできている。ガンガンくる選手に対してはもっと思い切ってできるようにする。ミスを恐れないことが大事」と前を向いていました。

伊藤選手は3日、団体戦に出場予定です。

写真:YUTAKA/アフロスポーツ