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平塚市 金目川で「氾濫危険水位」超える

2021年7月3日 8:06
平塚市 金目川で「氾濫危険水位」超える

神奈川県内では中小河川で急激に水位が上昇していて、平塚市内を流れる金目川では氾濫がおきていてもおかしくない「氾濫危険水位」を超えています。

映像は神奈川県平塚市の相模川の映像で、こちらは危険な水位に達していません。

神奈川県は3日午前7時頃、平塚市を流れる金目川で、洪水による浸水被害がすでに発生している可能性があるとして、大雨警戒レベルが最も高いレベル5の「緊急安全確保」を出しています。

これは、5段階の「大雨警戒レベル」のうち最も危険性が高い「命の危険」があることを示す「レベル5」の情報で、住民に命を守るための最善の行動を強く求めるものです。安全な場所まで避難する時間がなかったり、すでに外に避難することが危険だと感じたりした場合には、近くの比較的丈夫な建物や、自宅の2階以上、山の斜面からできるだけ離れた部屋に避難するなど、状況に応じて、命を守る行動を直ちに取ってください。

警察によりますと、金目川の流域、平塚市長持で、「歩道が見えないくらい冠水している」と110番通報があったということです。また平塚市消防本部によりますと、救助の要請はないものの、市内で冠水が多数おきていて、消防が確認に向かっているということです。

平塚市は警戒レベル5にあたる「緊急安全確保」を出し、川沿いの住民に直ちに安全な場所へ移動するよう呼びかけています。