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コロナ対策や五輪に「重要な時期」小池知事

2021年7月2日 20:14
コロナ対策や五輪に「重要な時期」小池知事

過度の疲労で入院し、1日からテレワークで公務に復帰した東京都の小池知事が会見を開き、公務を休んだことを陳謝した上で、新型コロナ対策や東京オリンピックの開催に向け、「今こそ重要な時期で、たとえ倒れようとも全力で取り組む」と意欲を示しました。

東京都・小池知事「ご心配、そしてご迷惑おかけいたしましたこと、心からおわびを申し上げたく存じます。東京都にとって今ほど重要な時期はないと考えております。全力で取り組んでいく、どこかでバタッと倒れているかもしれませんが、それも本望だと思ってやり抜いていきたい」

小池知事は、記者会見を開いて本格的に公務に復帰しましたが、声が小さく、かすれるような場面もありました。

会見で小池知事は、東京オリンピック・パラリンピックの観客について、「感染状況を注視しながら、どのような形がいいのか、無観客も軸に考えていく必要がある」と述べ、8日にも開かれるIOCや政府などとの5者協議で判断する考えを示しました。

一方で、東京大会の期間中は、テレワークの推進や物流・交通量の制限などを行うことから、「今と比べ、トータルで人流は増加するのではなく、むしろ減少すると見込まれる」と強調しました。