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「挑戦者の気持ちで」トライアスロン岸本

2021年6月30日 21:15
「挑戦者の気持ちで」トライアスロン岸本

30日、東京五輪トライアスロン日本代表候補選手の記者会見がオンラインで行われ、今年6月にメキシコで行われたワールドトライアスロンカップで日本人最上位の8位に入賞した岸本新菜選手(25)が代表候補選出への喜び、初出場となる五輪出場へ意気込みを語りました。

――代表候補に選ばれて
素直にうれしい。発表から1週間経って、より実感が湧いた。気が引き締まる思いでいっぱいです。

――結果を残せた要因は
スイムとランを練習で強化し、伸びた部分を発揮できた。スイムはコーチをつけ、上半身を強化しパワーをつけて大きく泳ぐことを意識している。ランニングはトレーナーに教えてもらいながらフォームを変えた。バイクは得意だったが改善点はあって、コーチと一緒に乗りながらアドバイスをもらった。

――自分の持ち味について
浮き沈みがないことが自分の持ち味だと思っている。トライアスロンの競技は1つ1つの調子を上がれることも大事だが、自分にとって良い展開に持ち込めることも大事。「スイムで良い位置に上がれたら」「バイクで追い上げられたら」など、気持ちを作ることが得意なので、それがレースに繋がっていると思う。

――トライアスロンを始めたきっかけは
小学校3年生の時、小学校で配られたチラシでトライアスロンの大会の存在を知り、競泳をしていた友達と一緒に出場したのがきっかけ。中学高校でトライアスロンからは離れたが、弟がやっているのをみてかっこよく思い、再度始めた。

――五輪ではどんなレースをしたい
バイクが得意なので自分にとっては有利。自分の中でいい展開で進めていくことが大切だと思う。

――五輪への意気込み
初出場なのでチャレンジャーの気持ちで、世界の強豪と戦って、上位を目指したい。自分の目標としていた大会で、他の大会とは背負うものが違う。しかしやることは変わらないので、自分らしいレースをしたい。

――オフの日は何を
オフの日は寝るだけ寝る。それ以外はショッピングをしたり、おしゃれをすることが自分のモチベーションになっている。

他にも小田倉真選手(27)、ニナー賢治選手(28)、高橋侑子選手(29)の3名がオンライン記者会見に登壇しました。

写真:森田直樹/アフロスポーツ

※写真は2019年トライアスロン日本選手権時