インドで確認された新型コロナウイルスのデルタ株が広がるイギリスで、東京オリンピックの選手団の中に、ワクチン接種を拒否するアスリートがいて、説得が続けられています。

これは、イギリスのオリンピック委員会の代表が、地元メディアの取材に明らかにしたものです。それによりますと、イギリスの選手団の９割以上は、日本への渡航前に２回のワクチン接種を完了する見込みですが、一部のアスリートが接種を拒否しているということです。

ワクチンはオリンピック出場の条件ではありませんが、イギリスのオリンピック委員会は、接種を拒否する選手に対し、説得を続けています。イギリスでは感染力の強いデルタ株が広がり、２４日に発表された新規感染者は１万６０００人を超えました。