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日本人観光客なし…ハワイは土産物店が苦境

2021年6月25日 22:17

日本人にも人気の観光地、ハワイでは、土産物店などの苦境が続いています。20年続いたアクセサリー店も今月末での閉店を決めました。海外でのコロナをめぐる最新の動きです。

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■アメリカ ハワイでは土産物店の苦境が続く

(アメリカ感染者 3359万 549人
      死者   60万3178人
 ※米ジョンズ・ホプキンス大 25日午後5時)

3350万人以上が感染したアメリカ。各地で経済活動が全面的に再開される中、人気の観光地、ハワイでは、アメリカ本土からの観光客は増加していますが。

ワイキキのメインの通りにある免税店は、日本人観光客にも人気の場所だったのですが、入り口には大きな板が張られて閉鎖されたままとなっています。

日本人観光客が途絶えた影響は、特に土産物店など小売業を直撃しています。アクセサリー店の経営者は、20年続いたというこの店を今月末で完全に閉じることを決めました。

アクセサリー店・経営者「ワイキキでは日本人観光客なしではやっていけない。だから店を閉めることにしました」

ハワイ州観光局によりますと、今年4月にハワイを訪れた日本人は、およそ1400人。これは、感染拡大前のわずか1%程度の数です。

専門家は、日本人観光客が戻らなければ、ハワイの観光業界の復活はないと指摘しています。

日本人向けビジネスが厳しい状況に置かれる中、逆境を乗り越えようとする女性も。感染拡大前は客の8割ほどが日本人でしたが、それがゼロになったといいます。

サーファーガールアカデミー・糟谷未都さん「(新型コロナで)本当に誰も歩いていない状態だったので。もうしようがないなっていう」

糟谷さんが心がけているのは、前向きにコロナを乗り越えること。観光客が回復する日を見据え、ヨガの講師の免許を取得したといいます。

糟谷未都さん「(新型コロナで)健康に皆さんが気をつけるようになったと思うので、そこにフォーカスして」

ハワイでは観光に関わる多くの人が、日本人観光客が回復するのを待っています。

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■スペイン 屋外のマスク着用義務を解除へ

(スペイン感染者 377万7539人
      死者   8万 766人
 ※米ジョンズ・ホプキンス大 25日午後5時)

370万人以上が感染したスペインでは。

スペイン保健相「1.5mの距離を保てば、路上や広場など屋外を歩く際にマスク着用の義務はない」

スペインのほとんどの地域では去年の夏から、運動時など一部の例外を除いて屋内外問わず義務づけられていたマスクの着用。スペイン保健省は、26日から屋外でのマスク着用義務を解除すると発表しました。街の人は。

「良い決断だと思う」

一方でこんな声も。

「マスクを外すと逆戻りするのでは」

規制が緩和され始める中、1年以上開催されていなかった、あのお祭りが帰ってきました。

スペイン・カタルーニャ州で200年前からお祭りで行われている伝統行事、「人間の塔」。マスクを着けた人がどんどんよじのぼっていきます。

無事に子供が上にたどりつくと、大きな歓声が。感染対策がしっかりとられる中、多くの人が久しぶりのお祭りを楽しんでいました。

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■ロシア オリンピック選手たちが最終調整

(ロシア感染者 540万9088人
     死者  13万2064人
 ※露コロナウイルス対策本部 25日発表)

540万人以上が感染したロシア。モスクワ郊外ではオリンピックに向けた動きが。

最終調整が行われている代表選手のトレーニングセンターですが、先週からコロナウイルス感染拡大で、一切報道陣は中に入ることが出来ません。

ロマーシナ選手はリオ・オリンピック後、娘のサーシャちゃんを出産。東京オリンピックを最後と決めて現役に復帰しましたが、コロナの感染拡大で1年延期に。

ロマーシナ選手「娘を見て、泣いてしまった。サーシャ、もう1年我慢しなければならないと彼女に言ったの」

延期を受け入れ、耐えることが出来たのは、家族からの言葉でした。

ロマーシナ選手「僕たちは我慢すると、全て受け入れると夫が言ってくれた。今回は責任感が違う。夫と娘に対する責任。もちろん金メダルを取って家族にささげたい」

家族の支えを力に、東京オリンピックでもデュエットと団体で2つの金メダルを狙います。