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ローカル5G活用 遠隔で農業指導が可能に

2021年6月25日 19:53
ローカル5G活用 遠隔で農業指導が可能に

高性能な通信技術を使用して、遠隔で農業指導を行う実証実験が始まっています。

25日公開されたのは、NTT東日本と東京都が、遠隔での農業指導の実験を行っている最先端のビニールハウスです。

長谷部里紗記者「こちらのロボットにはカメラが付いていて、遠隔地からでも操作することができるということです」

農業の技術指導員は、現地に行かなくてもロボットを自由に動かすことができ、ハウス内のあらゆる場所を確認することができます。

また、ハウス内にいる作業員は、スマートグラスをかけることで作業の様子を映像を通じて指導員に見せることができ、農作業のアドバイスを受けられます。

映像の通信には、高速で大容量の通信が可能な「ローカル5G」が使われていて、より高精細な映像で作物の状況などを映像で送ることができ、指導に役立てることができるといいます。

実用化は2023年度を目指していて、技術指導員が不足するなか、農業指導の効率化が期待されています。