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「インド株」五輪前7月中旬に半数超の予測

2021年6月23日 22:43
「インド株」五輪前7月中旬に半数超の予測

インド型変異ウイルスについて、東京オリンピック前の7月中旬には、国内で半数を超えるとする予測が公表されました。

23日、厚生労働省の専門家会議で示された京都大学の西浦教授らによるインド型変異ウイルスについての予測では、感染力は従来のウイルスのほぼ2倍で、国内で占める割合は来月12日には半数を超え、東京オリンピックの開会式が行われる23日には、およそ70パーセントを占めるとしています。

国立感染症研究所・脇田隆字所長「きょうの(東京の)数字を見ても600を超える新規感染者数ということで、リバウンドの状況ではないかと変異株によって感染拡大速度が、はやくなる可能性もあります」

専門家は、東京都では人出と接触機会を抑制しないと、このままリバウンドが起きるとの強い危機感を示し、徹底した感染対策を呼びかけています。