静岡県川根本町で土砂崩れ 71人が孤立
静岡県川根本町で、土砂崩れが発生し、県道をふさいだため、一部の地域が孤立状態となっています。現場は、午後2時現在も通行止めで県が道路の復旧作業を急いでいます。
静岡県によりますと、土砂崩れがあった現場は川根本町奥泉の県道77号で、道幅4メートルほどの道路に石や土砂が覆いかぶさり、およそ15メートルにわたって道がふさがった状態となったということです。
この影響で、寸又峡温泉の宿泊客や地元住民など71人が午後2時現在も孤立状況となっています。
これまでに、この土砂崩れによるけが人などは確認されておらず、電話や電気、水道などのライフラインは、通じているということです。
静岡県によりますと、土砂の撤去は、23日午前中に終了し、現在、道路のり面などの調査を進めていて、今後安全を確認した上で、通行止めを解除するか判断するとしています。