×

日経平均953円安 5月17日ぶりの安値

2021年6月21日 16:32
日経平均953円安 5月17日ぶりの安値

21日の東京株式市場は全面安の展開となり、日経平均株価は大幅に値を下げました。日経平均株価の下げ幅は、一時1100円以上に広がり、2万8000円を下回る場面もありました。18日の終値に比べて、953円15銭安い、2万8010円93銭と、5月17日ぶりの安値で取引を終えました。

先週末のニューヨーク株式市場で、アメリカの政策金利の値上げが予想よりも前倒しになることへの警戒感から、ダウ平均株価など主要な株価指数が軒並み下落しました。その流れを受けて、21日朝の東京市場も幅広い銘柄で売り注文が広がりました。

一方、緊急事態宣言が9都道府県で解除されたことや、ワクチンの職域接種が本格的に始まったことについて、市場関係者は株を買い進める要因とはなっていないとしています。

東証1部の売買代金は、概算で2兆9466億円。東証1部の売買高は、概算で13億108万株。