米・加州 コロナ規制ほぼ撤廃、経済再開
アメリカ・カリフォルニア州で15日、新型コロナウイルス対策の規制がほぼ撤廃され、経済活動が全面的に再開されました。
市内では、大勢の人が1年3か月ぶりの規制の解除を祝いました。
カリフォルニア州では、去年3月に非常事態が宣言され、一時、爆発的に感染が広がり6万人以上が死亡しました。当局は、ワクチンの接種を強く呼びかけ、18歳以上のおよそ7割が少なくとも1回の接種を受けたということです。
一方、専門家は、変異ウイルスが広がる中での再開は「もっとゆっくり進めるべきだ」と指摘しています。
カリフォルニア大学バークレー校 感染症専門・スワルツバーグ名誉教授「(インド型の感染者が)2週間で2倍に増えていて、さらに爆発的に広がる可能性がある」
全米最大の人口を抱えるカリフォルニア州の経済再開は、アメリカにとっても大きな影響を与える節目となります。