野球の東京五輪代表・侍ジャパンに内定した楽天の田中将大投手（３２）が１６日、「日本球界に復帰することになれば五輪に出られる可能性も出てくるということは自分の中にあった。選ばれたいと思っていたので名前が呼ばれてうれしかった」と、選出された喜びを語りました。

今シーズン、メジャーリーグのヤンキースから楽天に復帰した田中投手。８年ぶりの日本球界で９試合に登板し２勝４敗、防御率２．９０の成績について、「結果もついてきていないですし、パフォーマンスに納得している部分はありません。自分が投げるたびにコンディション面では良くなってきているということ、日本の各チーム、どういう打者なのかシーズンが進むにつれて理解してきているので、良くなってきている」と、ここまでの投球を振り返りました。

１９歳で出場した２００８年の北京五輪以来、２度目の五輪に向け、「経験は年を重ねてる分だけあると思うので、チームでの練習やミーティングで何か自分が伝えられることがあれば経験を伝えたいと思う。経験どうこうではなく限られた人数しかいないので、戦力にならないといけない」と東京五輪に向け、決意を語りました。