感染者数が下げ止まる傾向となっている東京都内の１４日夜の人出は、１週間前と比べて繁華街など多くの地点で増加しています。

東京・ＪＲ品川駅では、通勤客から感染者数が“下げ止まる”傾向に懸念の声が聞かれました。

会社員（３０代）「楽観的にはできないのかなっていう感じです」

会社員（５０代）「（感染者数の）下げ止まりは人の動きもありますし、変異株もありますし、止めるにはワクチン接種がもうちょっと進めばいいかなと思います」

携帯電話の位置情報の解析によりますと、都内の主要繁華街の１４日午後９時台の人出は、１週間前と比べ、新宿・歌舞伎町で１５．２パーセント減少していましたが、渋谷センター街周辺では２３．０パーセント、銀座周辺で１４．８パーセントそれぞれ増加するなど、多くの地点で増加が見られました。

一方、大阪の繁華街はミナミで１６．２パーセント、キタで９．５パーセント、それぞれ増加していました。