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浦和入団の酒井宏「求められている所全て」

2021年6月14日 20:32
浦和入団の酒井宏「求められている所全て」

14日、サッカーフランス1部・マルセイユから浦和レッズに完全移籍することが決まった日本代表DF酒井宏樹選手が、オンラインで入団会見を行いました。

酒井選手は2012年にJ1柏レイソルからドイツのハノーファーに完全移籍。2016年からは、フランス1部の強豪マルセイユに加入。2022年6月末まで契約は残っていましたが、今年5月末に退団が正式発表されていました。

酒井選手は、「マルセイユは僕も家族も大好きな場所で、すごく大切な5年間を過ごすことができた。新しいステップは、もともと日本と考えていた。日本の中でも、自分にいい意味でのプレッシャーや責任感、緊張感をもたらしてくれるクラブを探していた。その中で、浦和レッズはマルセイユみたいな特別なサポーターがいる。非常に緊張感、責任感を与えてくれる存在だと思うので、オファーをお受けさせて頂きました」と入団理由を明かしました。

また9年ぶりの“日本復帰”について酒井選手は、「『やってみたい、行ってみたい』のが日本だった。ヨーロッパでも(次の所属先は)探せばあったが、やれる自信が自分の中でまだあるので、やれるうちに日本でやってみたいという気持ちを持っていた。求められている所は全てだと思う。ピッチ内・外、全て。とにかく自分ができることを、自分ができる範囲で、マックスでやるべきだと思う」と語りました。

背番号は「2」、赤のユニホームに袖を通しての感想を問われると「ハノーファーの時も赤でしたし、代表の練習時も赤なので、そこまで違和感はない。実際着てみて、加入したことを実感しましたし、これから見合うようなプレーをピッチの中でしていきたい」と意気込んだ酒井選手。

東京五輪日本代表には、オーバーエージ枠で招集されており、浦和レッズへの合流は、東京五輪後になる予定です。