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ゴルフ青木瀬令奈「しんどかった」涙のV

2021年6月13日 21:21
ゴルフ青木瀬令奈「しんどかった」涙のV

13日に行われた女子ゴルフ「宮里藍 サントリーレディスオープン」最終日。

首位スタートは今季13戦6勝と絶好調の稲見萌寧プロ。ここまで3日間ノーボギーで、記録が残る1990年以降初めての「4日間ノーボギー」がかかる稲見プロはショットが安定しません。

9番パー4の第2打を右に外しガードバンカーに入れると、その後も寄せきれず今大会63ホール目で初めてのボギー。スコアを一つ落とし、15アンダーで青木瀬令奈プロ、山下美夢有プロと並びます。

大接戦となった後半、勝負を制したのは青木プロでした。10番でバーディー、その後16番でもバーディーをあげ、最終日5バーディー0ボギーの通算17アンダー、青木プロは大会コースレコードタイで4年ぶり涙の逆転優勝を果たしました。

試合後、青木プロは「長かったです。今年は不振だったのでしんどかったです」と苦しんだ今シーズンを振り返りながら「ほっとした気持ち」と語りました。また、今後に向けて「一つ一つの積み重ねを怠らずにこなし、3勝目に向けて頑張りたい」と決意を新たにしました。

一方、今季7勝目を目指した稲見萌寧プロでしたが、後半3バーディー2ボギーとスコアを伸ばせず。山下プロと並び、通算16アンダーで悔しい2位タイ。稲見プロと東京五輪代表を争う古江彩佳プロは通算13アンダー7位タイで今大会を終えました。


写真:日刊スポーツ/アフロ