テニスの全仏オープン（フランス・パリ）で１２日、女子シングルス決勝が行われ、ノーシードから勝ち上がった世界ランキング３３位のＢ・クレチコバ選手（２５＝チェコ）が、同３２位のＡ・パブリュチェンコワ選手（２９＝ロシア）と対戦しました。

２週間前の大会でツアー初優勝を飾ったクレチコバ選手。試合時間１時間５８分、６－１、２－６、６－４のフルセットにもつれる接戦を制し、シングルスでは四大大会５度目の挑戦で初制覇を成し遂げました。

全仏オープンの女子シングルスでは、前回大会覇者のＩ・シフィオンテク選手に続き、２大会連続でノーシードの選手が頂点に立ちました。

また、ダブルスで四大大会２度の優勝を誇るクレチコバ選手は、今大会でも決勝進出を果たしており、単複２冠へ王手をかけました。

写真：新華社／アフロ