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三遊亭好楽を超えた?“大物の孫”が初高座

2021年6月10日 19:01
三遊亭好楽を超えた?“大物の孫”が初高座

放送開始から55周年を迎えた演芸番組「笑点」にレギュラー出演する落語家の三遊亭好楽さん(74)が孫と一緒に初めて落語会をおこないました。

好楽さんの長男・三遊亭王楽さん(43)が芸歴20周年を記念した独演会を東京芸術劇場にて7日連続で開催。初日は父・好楽さんがゲスト出演し、さらに息子2人が落語デビュー。親子3代での落語会が実現しました。

孫たちが落語会に出演するのは今回が初めて。この日のために自宅兼寄席“池之端しのぶ亭”などで約1か月間、稽古に励んできました。好楽さんは孫たちに「時間はいっぱいかけていいからね。早く終わらせないように」とアドバイス。

幼稚園に通う弟の家入康至くん(5)は大勢のお客さんの前で元気いっぱいに『草刈った』を披露。終演後は「すごく、きんちょう、しませんでした」と挨拶し、会場を沸かせました。

王楽さんいわく「すでに、おじいちゃんを超えた」という将来有望な小学2年生の兄・家入理史くん(8)は約5分間にわたり『平林』を熱演。「緊張したよ」と言いつつも、堂々とした態度で早くも大物ぶりを発揮していました。

将来、落語家になりたいか聞いてみると、兄・理史くんは「ほんの少しだけあります」と宣言し、親子3代の落語家ファミリー誕生の可能性も。一方、弟の康至くんが将来なりたいのは「戦国武将です。カッコイイからです」と子供らしく話していました。