中学生15針のけが 工事で鉄筋など残留か
東京・足立区の公園で中学生が転倒し、地面から出ていた鉄筋の棒にあたり、15針を縫うけがをする事故がありました。
足立区によりますと、2日、新田さくら公園で遊んでいた中学生が転倒した際、地面から出ていた鉄筋の棒にあたって膝下を15針縫うけがをしたということです。
この公園は、2010年に完成しましたが、その工事の際の鉄筋などが残っていた可能性があるということです。公園では定期的に清掃や点検が行われていましたが、この棒には気付かなかったということです。
事故を受け、区が調査したところ、地中から、ほかに3本の鉄筋の棒と鉄製の杭が1本見つかったということです。
区は、今後、金属探知機を使用し、この公園全域を調査するほか、近年工事を行った区内の公園、およそ60か所についても調査を行い、再発防止に努めたいとしています。