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20代 コロナで「仕事」の不安増加

2021年6月8日 16:09

内閣府がインターネット調査をした結果、「コロナ疲れ」を感じていると答えた人の割合が年代が若くなれば若くなるほど多いことがわかりました。20代では、「仕事」、「生活の維持、収入」の順に不安が増加しています。

これは、内閣府が4月30日から5月11日までインターネットで調査したもので、1万128人から回答を得たものです。

■コロナ疲れを「感じる」「やや感じる」70%超

調査の中で、コロナの疲れを感じますか?と聞いたところ、「感じる」=33.7%、「やや感じる」=37.9%、「あまり感じない」=17.4%、「感じない」8.4%、「わからない」2.5%でした。

■若い人ほど「コロナ疲れ感じる」

年代別では、「感じる」と答えた人の割合は、20代41.3%、30代37.6%、40代34.0%、50代31.1%、60代以上26.0%と、年代が若くなるほど「コロナ疲れ」を感じている人の割合が多いことがわかりました。

■20代は「仕事」10代は「将来全般」コロナで不安増す

また、2019年12月の新型コロナウイルス感染症拡大前と比較して、不安が増していることはあるかどうか複数回答で聞いたところ、10代で一番多かったのは、「将来全般」=31.1%、次いで、「人間関係、社会との交流」=24.9%、「健康」=22.9%、「生活の維持、収入」=16.7%、「仕事」=16.0%、「不安はあるが増してはいない」=15.7%などとなっています。

20代で一番多かったのは、「仕事」=27.6%、次いで「生活の維持、収入」=27.3%、「将来全般」=23.2%、「健康」=21.5%、「人間関係、社会との交流」=18.7%などとなっています。50代から70代以上は共通して一番多いのが、「健康」、次いで「将来全般」でした。