×

余剰ワクチン 交番勤務の警官などに優先へ

2021年6月8日 13:24

全国の自治体から、キャンセルなどで余った新型コロナウイルスのワクチンを警察官に接種してほしいとの申し入れが相次ぎ、警察庁は申し入れを受けた上で、交番勤務の警察官などへの接種を優先的に進めるよう全国の警察に指示しました。

警察庁によりますと、ワクチンの大規模接種が始まる中、自治体から警察に「余ったワクチンを警察官に接種してほしい」という申し入れが全国で多く寄せられているということです。

警察官はワクチンの優先接種の対象ではないものの、警察庁は、自治体からこうした申し入れがあった場合、感染リスクが高いとされる職種の警察官から優先的にワクチン接種を進めるよう、全国の警察に指示しました。

具体的には、不特定多数の人と関わる交番勤務の警察官や、遺体を扱う検視官などがその対象だということです。