６日午前、群馬県が太田市に開設している新型コロナウイルスの大規模ワクチン接種センターで１人に２回ワクチンを打つミスがありました。

県によりますと午前９時半ごろ、接種を終えた６０代の女性が経過観察の場所ではなく、誤って接種前の予診を受ける場所に入ってしまったということです。

この予審を担当した医師は、予診票に、すでに別の医師のサインがあることに気づいたものの、接種可能と判断し、女性を接種ブースに案内し、２回目の接種が行われたということです。

接種後、事務員が予診票に、「接種済みであることを示すシール」などがすでに貼ってあることに気づき、２回接種したことが判明しました。女性は、体調の変化は見られず、自宅で健康観察を続けているということです。

県はチェック体制などを強化するとともに「このようなことが二度とないようつとめる」としています。