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沖縄県 一斉休校など「強い措置」検討へ

2021年6月3日 10:45

新型コロナウイルスの感染状況が全国で最も深刻な沖縄県は、現在の緊急事態宣言下で、学校の一斉休校など、より「強い措置」に踏み込むかどうか、3日夕方の会議で検討します。

沖縄県内では、2日まで1週間の新規感染者数が1821人となり、人口比で全国最悪の状況が続いていて、病床の利用率も100パーセントに近づいています。

感染拡大に歯止めがかからないことから、2日夜に開かれた県の専門家会議では、県内すべての小中学校や高校を2週間程度、臨時休校とすることや、大型商業施設の休日の営業自粛など、現在より「強い措置」に踏み込む必要性が提言されました。

すでに離島の石垣島では、学校の臨時休校や、住民への自宅待機などが要請されていますが、沖縄県は3日夕方、対策本部会議を開き、全県的に現在より「強い措置」に踏み込むかどうか検討します。