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ワクチン1044回分が使用不可に 福岡

2021年5月29日 18:06
ワクチン1044回分が使用不可に 福岡

福岡県大牟田市の病院で新型コロナウイルスのワクチンを誤って常温で長時間放置し、およそ1000回分が使用できなくなりました。

誤ってワクチンを常温放置したのは福岡県大牟田市の国立病院機構大牟田病院です。ファイザー製のワクチン、1044回分が使用できなくなり、廃棄されることになりました。

大牟田病院によりますと28日午後1時すぎ、薬剤師がディープフリーザーから当日接種予定のワクチンを取り出した際、別のワクチンの箱も取り出し、誤って作業台に放置したということです。

常温で解凍した場合、2時間以内に希釈しなければいけないものを発見した時点でおよそ3時間が経過していました。本来2人で行う決まりの作業を1人で行っていたということです。

放置されたワクチンは31日に近隣の医療機関に分配される予定でした。