×

ワクチン“再冷凍”36人分破棄 横浜市

2021年5月27日 17:38

横浜市は市内の介護老人保健施設で、新型コロナウイルスのワクチンを再冷凍してしまう不適切な保管を行ったため、36人分のワクチンを破棄したと発表しました。

横浜市によりますと、24日、市内の介護老人保健施設で、病院から受け取ったワクチンを本来ならば2~8度の冷蔵庫で保管するべきところ、マイナス25度からマイナス15度の冷凍庫で保管していたことが明らかになりました。

施設はワクチンを受け取った際に、接種する日程が変更になった時に備えて、長期保管するために冷凍していたということです。

ワクチンは再冷凍できないことが国や市が作成したマニュアルに記載されていましたが、施設は把握していませんでした。このため、27日、36人分のワクチンを廃棄したということです。市は、ワクチンの再冷凍ができないことを改めて注意喚起するとしています。