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「赤銅色」の月 都内で感染対策し鑑賞会が

2021年5月26日 23:47
「赤銅色」の月 都内で感染対策し鑑賞会が

26日夜、24年ぶりの現象が。1年で満月が最も大きく見える「スーパームーン」と「皆既月食」が重なりました。

    ◇◇◇

26日は、24年ぶりの“特別な夜”。

北海道釧路市では、午後7時前から月が欠けはじめ、午後8時すぎには地球の影にすっぽり。月が地球の影に隠れる「皆既月食」と1年で最も満月が大きく見える「スーパームーン」が重なり、「赤銅色」の月に。

この珍しい現象を見ようと、都内の商業施設の屋上では、親子での“鑑賞イベント”が。検温に、消毒、徹底した感染対策のもと行われた鑑賞会。

しかし、望遠鏡をのぞいても。

「(暗くなってる空見えますか?)雲しか見えない…」
「いっさい見えない!」

埼玉県内の天文台でも。

「何も見えないですね」
職員「ちょっと照明落とします?」
「何も映らないですね」

職員が試行錯誤しますが、なかなか姿が見えません。

北海道のようなきれいな皆既月食とはなりませんでしたが、各地で珍しい天体ショーを楽しめた、26日夜。

“月”のかわりに大きな望遠鏡で“夜景”を見た子どもたちからは。

イベントに参加した小学生
「月は見えなくて残念だったけど、遠くの景色とかマンションとかたくさん見られてよかったです」
「ショックだったなぁ~あ~ショックだったねぇ。もうちょっと見えたらいいなと。まぁ楽しかったですよ。結構楽しかったですよ。まぁそういう感じですかね」

(5月26日『news zero』より)