東京843人感染“ピークアウトはまだ”
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が続く東京都内で、新たに843人の感染が確認されました。先週木曜日と比べ167人減りましたが、都の担当者は、「ピークアウトしたとはまだ言えない」と、慎重な見方を示しています。
東京都内の新たな感染者は、10歳未満から90代までの843人で、先週木曜日から167人減少しました。直近7日間の感染者数の平均は704人となり、先週木曜日から大きく減少しました。重症者も19日から4人減って69人でした。
都の分析会議では、専門家から、都内の流行の主体が、感染力の強い「N501Y変異株に置き換わった」と分析されました。
都の担当者は、「感染者がピークアウトしたとはまだ言えない。きょうの人数は連休明けに感染した人が多く、変異株の広がりなど、今後の推移を見ていく必要がある」と話しています。