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沖縄“宣言”要請 駅前のロータリー封鎖も

2021年5月19日 19:39
沖縄“宣言”要請 駅前のロータリー封鎖も

「路上飲み」が問題となっていた東京・高田馬場駅前のロータリーで19日、バリケードの設置が行われました。また、過去最多となる203人の感染が確認された沖縄県は、緊急事態宣言の対象地域に追加するよう政府に要請しました。

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19日午後1時前、出張先の東京で取材に応じた沖縄県の玉城知事。

沖縄県・玉城知事「国に対して緊急事態宣言の対象に加えるよう、要請したいということにしたものであります」

19日、沖縄では新規感染者がはじめて200人を超え、過去最多の203人に。現在、まん延防止等重点措置の対象地域に指定されていますが、感染拡大に歯止めがかからず19日午後、緊急事態宣言への追加を政府に要請しました。

東京では新たに766人の感染を確認。2日連続で700人を超えています。こうした中、高田馬場駅前ではロータリーを封鎖する工事が行われました。

そして貼られたのは、路上飲みをやめるよう呼びかけるポスター。14日夜、同じ場所では多くの人が路上飲みをしていました。都の職員らが見回りも行っていますが、職員が来ても飲むのをやめません。近隣の大学に通う学生は。

大学生「どうしても昔から有名な飲みの場所なので、どうしても人が集まってきちゃうかなという印象はあります」

新宿区によりますと、この場所では多い日には100人ほどが路上飲みをしていて、苦情も出ていたことから、当面、閉鎖するということです。

新宿区危機管理担当部長・松田浩一さん「マスクを外して飲食されると感染リスクが高いだろうということで。物理的に閉じてしまって路上飲みができないようにしてしまう決断をしました」

緊急事態宣言中の北海道では19日、過去2番目に多い604人の感染を確認。また大阪では477人の感染が確認されました。全国の感染状況について日本医師会は。

日本医師会・猪口雄二副会長「全国の新規感染者数は高止まりの状態が続いていて、緊急事態宣言・まん延防止等重点措置対象以外の地域でも引き続き感染拡大の警戒が必要」

また医師会には、中川会長が政治資金パーティーに出席していたことについて、多くの批判の声が寄せられているということですが、会長から言及はなく会見の途中で退席しました。