１６日から北海道に「緊急事態宣言」が発出され、休業要請など対策が強化されていますが、道内では新たに４９１人の新型コロナウイルス感染者が確認されました。

感染者４９１人のうちおよそ６割となる３２２人が札幌市です。そのうち２０８人の感染経路がわかっていません。

このほか旭川市で１３人、石狩管内で４２人など全道で感染が拡大しています。死者は５人でした。

札幌市内の病床使用数は１５日時点で４０１床ですぐに使える病床４１０床のうちおよそ９８％が埋まっています。

道全体でも１４２０の即応床数に対し９１０床、およそ６割が使用されています。

北海道には１６日から「緊急事態宣言」が発出され道は札幌市などに酒類を提供する飲食店やカラオケ店などの休業のほか大型商業施設に土日祝日の休業を要請しています。しかし、急な要請に対応が追いつかず営業する施設もみられました。

「緊急事態宣言」は今月３１日までです。