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3道県に16日から「宣言」へ 方針変更

2021年5月14日 10:21
3道県に16日から「宣言」へ 方針変更

政府は北海道、岡山県・広島県に緊急事態宣言を出す方針を専門家らの会議に諮り、了承されました。また、群馬・石川・熊本の3つの県を「まん延防止等重点措置」の適用地域に追加する方針です。

西村経済再生担当相「朝、私が冒頭申し上げた諮問案取り下げまして、新たに諮問させていただきました。北海道・岡山・広島については緊急事態宣言の対象地域といたします」

政府は北海道と岡山県・広島県を緊急事態宣言の対象地域に追加することを専門家に諮り、了承されました。期間は、今月16日から31日までの16日間です。

政府は当初「まん延防止等重点措置」を群馬・石川・岡山・広島・熊本の5つの県に出す方針でした。

専門家によりますと、北海道に緊急事態宣言を出すのは一部地域の感染が全土に広がる可能性が高いこと、医療の逼迫(ひっぱく)が深刻だという理由です。また、岡山県と広島県を緊急事態宣言に切り替えたのは、人口規模が大きく、県庁所在地を中心に感染が広がっていることが理由です。

政府は14日夜に行われる対策本部で正式に決定する方針です。