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中田久美監督 五輪へ「数値的な線引きを」

2021年5月13日 22:06
中田久美監督 五輪へ「数値的な線引きを」

バレーボール女子日本代表の中田久美監督が13日、オンライン取材に応じました。

25日からイタリア・リミニで開幕する国際大会、ネーションズリーグに向けては、「負けていい試合はないし、全力で戦うのが前提」とした上で、「バブル(選手や関係者の外部との接触を遮断)に入り、今までと違うシステムの中でどのように開催されるのか、全てが見えている状況ではない中でどう戦っていくかが正解なのかも手探り状態。帰ってきてから1か月弱で東京五輪なので、無事に帰国することが一つ自身の大きな責任」と、指揮官ならではの意気込みを語りました。

また、開催に関して賛否が議論されている東京五輪に関しては、「現場にいて選手のことを思うと開催してもらいたい。一方で大変な状況の中で様々なご意見があるのも理解できる。これ以上感染者が数字的に下がれば五輪が開催されるとか、これ以上下がらなければちょっと難しいとか数値的な線引きをもう少し明確にしてもらいたい」と自身の意見を述べました。

写真:YUTAKA/アフロスポーツ
※写真は2021年5月1日国際親善試合の中田監督