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東京1010人、連休の旅行などで感染も

2021年5月13日 22:44
東京1010人、連休の旅行などで感染も

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が延長された東京都内で、新たに1010人の感染と7人の死亡が確認されました。

都内の新たな感染者は、10歳未満から90代までの1010人で、4日ぶりに1000人を上回りました。感染経路別では家庭内が224人で最も多く、職場内が47人、施設内が43人でした。

ゴールデンウイークに旅行や帰省で感染した例も多くみられ、20代男性は友人4人と車で旅行し、うち3人が感染したほか、40代男性が知人とゴルフに行き感染した例もありました。

また、男女7人の死亡が確認されました。うち2人は「N501Y」変異株に感染していて、90代の女性は老人ホームで施設内感染したということです。変異株の患者の死者は16人になりました。

一方、感染者809人の検体を調べた結果、およそ76%にあたる613人が、感染力の強いN501Y変異株に感染していました。1日の報告者数としては過去2番目の多さです。

感染経路が判明しているのは24人で、うち18人は家庭内感染でした。1つの家庭では、子ども4人が母親から感染していました。都内の変異株の感染者は、5285人となりました。